石鎚山

2007年5月3日

5月3日 天気:晴れ
成就8:07〜夜明峠9:41〜天狗岳10:27〜成就14:39

 四国ならではの“お遍路さん”達に混じりながら成就を出発。林道のような登 山道を夜明峠まで歩くと、傾斜が出始めてきて登山らしくなる。 ルート上、難所の一つである“一の鎖〜三の鎖場”があるがどれも巻き道が 整備されていて安全に登れる。この配慮がなければ、恐らく一般の登山者に はかなり難易度の高い山になるのではないだろうか…。

 登山者でごった返している弥山を横目に天狗岳に向かう。去年も天狗岳に来 たが、その時には無かったリングボルトがハンガーの横に追加で打たれてい るような気がする…が、既にグラついている…本当に打つ必要があったのだ ろうか。

 帰路、稜線で木の根に絡まった状態で土に半分埋もれるコインのような物が まったく偶然、目に付いた。少し掘り起こして擦ると正方形の穴の回りに「寛永 通宝」と書いているではないか…。1600年代に流通した貨幣のはずだ。その時 代に誰が、どんな装備で、何の目的でこの山に登っていたのだろう。元に戻し た後、様々な想像を胸に帰路についた。


夜明峠あたりから見た石鎚山の稜線


弥山から見た天狗岳


天狗岳から見た二ノ森方面


成就方面
   


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