11/26-27 立山山スキー

11月26~27日、Y田さん、S井さん、K口で、立山に山スキーに行ってきました。今年は暖かい日が続き、前の週まで積雪量の少なさを懸念していましたが、2~3日前に冬型の気圧配置になり、当日は移動性高気圧にすっぽりと覆われる予報で、逸る気持ちを抑えながら、扇沢に向かいました。

 
1日目、朝一番にトローリーバスを待つ列に並びましたが、あっと言う間に長蛇の列になりました。並んでいる客の98%ぐらいはスキーヤー、スノーボーダーでした。

室堂バスターミナルでトローリーバスを降り、地上に出ると、眩しいほどの青い空に、真っ白の新雪を纏った立山の山々が映え、思わず感嘆の声が漏れました。

室堂では、バスターミナルを出て直ぐの室堂平にテントを張ることが出来、水も取れるのでとても快適でした。この日は、あっという間にたくさんのテントの花が咲きました。

テントを設営し、支度を整えて、本日は浄土山へ出発。シールを付けた板で標高を稼いで行くと、視界が更に広がり、遠く南に広がる北アルプスの深奥地を見渡すことが出来ました。

岩が出始めたところで板を外し、アイゼンに履き替えて山頂を目指しました。積雪はそれほどではないと思いましたが、いざ登り始めると急斜面のせいもあって腿ぐらいまで雪に埋まり、思いの外、ラッセルを強いられました。山頂近くになると北風も強くなり、久しぶりに雪山に来たという感じで、良い訓練になりました。

山頂からは、立山のカルデラ地形をぐるりと見渡すことが出来、真っ白な大日岳、奥大日岳が顕著に北側に陣取り、立山の稜線越しには、雪を纏った峻嶮な剱岳を見ることが出来ました。

板をデポしたところに戻り、いよいよ滑降へ。新雪のふわふわのパウダーに思わず皆の笑みがこぼれます。あっという間でしたが(私は転がりながら)、申し分ない大快晴の空のもと、初日の滑降を堪能しました。

 

 

この日の夕暮は、また久しぶり見た見事なアーベンロートでした。ピンク色に染まった立山と大日岳、奥大日岳がとても綺麗でした。

皆、大満足で、酒も鍋もすすみました。
11/26 0830扇沢 1015室堂BC 1130BC発 1330浄土山 1530BC

 

2日目は、少し曇り空ですが、まずまずの天気でした。本日は一旦雷鳥平まで下ってから別山乗越へ登り、雷鳥沢を下るコースでした。別山乗越への登りの途中、私は同じ場所で2回も方向転換のキックターンを誤り、2mほど転落。またキックターンで切り替えして元の位置に戻ってやり直しという、不甲斐なさでした(ご迷惑をお掛けしました)。

乗越近くになると、また冬山独特の強い風が吹き荒れ、トレースもすぐに掻き消されてしまいました。巻き上げる雪の粒が顔に容赦なく当たり、痛みに耐えながら、やはり3000m級の冬山は厳しい世界だなと、すっかり忘れかけていた冬山の記憶が呼び起されました。

そして、雪煙で少し霞みながらも、厳かに聳える剱岳を見ることが出来ました。

その後は強風を逃れるべく、雷鳥沢へ滑降を始めました。

 

 

 

 

広がるダウンヒルを、私は滑っては転がりの繰り返しで、Y田さんはさすがに余裕の滑り、S井さんも意外(?)に健闘して滑りました。転がりながらも、この雄大な景色を見ながら、天然ゲレンデを滑り降りる・・・。最高です。

途中、尾根へ上がって一時休憩しつつも、あっという間に終わってしまいました。

振り返って、滑り降りてきた道程を目で追いながら、(また来よう…。もうちょっと練習して…。)と心に誓いました。

 

 

今回は、本当に最高の条件で初冬の立山のパウダースキーを堪能できました。確実に毎年通ってしまいそうです。

11/27 0700BC発 0745称名川渡渉点 1020剣御前小屋 1200渡渉点 1300BC