七面山登詣

法華経の聖地である七面山にK井他1で行ってきました。計画では敬慎院泊で八紘嶺までの縦走でしたが裏参道で下山しました。

電車・バス・タクシーを乗り継ぎ羽衣に着いたのは12時過ぎ。登り始める前に女人禁制を解いてくれたお萬の方の像にお参りをする。50丁目(敬慎院)まで石灯籠が立ちベンチも備えられていて登山経験のない信者の方でも辿り着けるようにとの配慮がある。すれ違いの挨拶は「ご苦労様」。敬慎院に到着後、取敢えず七面山まで行ってみることにした。冷気のせいかはじめて両足がつった。つるってこんなに痛くて動けないのかと実感。所々アイスバーンの所があり滑らないように気を付けながら三角点のある七面山山頂に(1987mではなく1982mの地点)。眺望はない。登山者が少なく途中の情報が乏しいので裏参道を下山することに変更決定。
宿坊に戻り入浴・夕食後、夜のおつとめに(約1時間半)。ダウンを着ても寒い本道に響くお経は迫力があった。
10mの布団に5人が並んで寝るが、掛布団がやたら重い。21時消灯5時起床。
七面山は春分の日、秋分の日にダイヤモンド富士を挑めることでも知られている。美しいご来光に向かい信者の方の唱える南無妙法蓮華経のお題目は凛としてすがすがしかった。
早だちにしたので朝のおつとめ中に食事。夕食と変わらず質素なものだが感謝していただく。
ご挨拶して下山。見えなくなるまで上人さまが見送って下さっていた。
バスの時刻に合わせて、まだ霜柱の残る整備された山道を下山した。