7/14_16  笠新道~双六~西鎌尾根

一人で小屋泊に変更して行ってきました。
14日:笠新道はガスか雨で眺望はなかったものの、高度は稼げるし高山植物の宝庫でそんなに辛くはない。テンバに雷鳥の親とまだヒヨコみたいなのが4羽いてかわいくて見ていたら本降りになってしまった。小屋に到着後、談話室の薪ストーブ横でうとうとしながら雨具と私を乾かしていたら、雨が止んでいるという声に起こされ山頂へ。取敢えず三角点にタッチ。
15日:未明まで叩きつけるような雨。雨のやみまに出発した。予報がはずれていつしか風も雨もやみやがて青空が広がった。秩父平の雪渓だけアイゼン装着。鏡平との分岐まではすれ違う登山者が少ないためか、必ずといってよいくらい声をかけられた。双六小屋に到着後はずっと昼寝。小屋の普請の音で起こされ外に出ると、なんと西鎌尾根を降りてくる男性が!図々しくカレーライスを食べているのに情報収集。
16日:気温5度ですよ、と見送られ4時出発。千丈沢乗越までガレあり、雪渓あり、鎖場ありで緊張の連続。その上は整備されていてジグザグに歩くだけ。小槍は下からみるとこんなに大きかったのねーと再発見。大槍はながめただけにして下山開始。槍沢ロッジまで数ヶ所あった雪渓は特に問題なし。登山道ではない雪渓をスノボーとスコップで華麗に滑っている男性がいて、スゴイと感心していたら水沢辺りで登山道整備をしていた小屋番さんだった。
横尾から上高地までもいつもの喧騒もなく15時15分縦走がおわりました。

K井