2014.9.21 八ヶ岳大同心正面壁(雲稜ルート)

N田さん、U島で八ヶ岳大同心雲稜ルートにいってきました。

当初の天候不良の予報から、回復に向かう兆しがあったため決行。
前夜発で赤岳山荘駐車場で朝を待ち、夜明け前に北沢→赤岳鉱泉→硫黄岳登山道から、大同心沢方面へアプローチ。

取り付きに付いた後、あまりの寒さに辟易するも1本目はフラットソールで雲稜ルートをこなす。大同心の頭で時間を取り過ぎたせいか、当初予定してたドライツーリングでの完登はあきらめ、今冬の感覚を出来るだけ掴んでおくため1Pのみドライツーリングで登った。

日が差す時間になっても後続は1パーティのみで概ねゆったりとしたクライミングを楽しめた。時間さえ許せば完登は十分可能だったので、次回は行動開始を早めたいと思う。

とはいえ、八ヶ岳ならではのすっぽ抜けそうで怖いホールドをアイゼン・アックスの先を引っかけ登るのはなかなか大変で、「積雪期だと、ホールドなんて前回の記憶だけが頼りだ」というN田氏の言葉をしみじみとかみしめながらの1Pだった。

2本目の1P、リードでドラツーのN田さん

 

同じく1Pをセカンドで登るU島