8/26 三つ峠

しばらくぶりに三つ峠へ行こう!ということになって行ってきました。 道の駅はちょっと肌寒いくらいだったのだけれど、太陽がでてくるとそれはもう暑い!! 逆Vでアブミをやろうとしたら先行パーティーがあり地蔵からスタート。意外と難しい。U島さんも朝一でちょっと苦戦。 次に逆V Y本はセカンドなのに届かなくて途中敗退。トホホな感じで終わった。 最後に中央カンテ。1ピッチI塚さん、2ピッチY本、3ピッチU島さん。もう一ピッチ上がって懸垂で降りた。最終ピッチが記憶が無く、あれれ?状態になってしまった。 帰りの御殿場がめちゃ混みで、どうやら自衛隊の富士総合火力演習の日だったらしく高速に乗るまでが大変だった。 アブミは課題が残ってしまった。 ... 続きを読む

20180818-20 北鎌尾根(貧乏沢経由)

「夏は北鎌尾根はどうかな」という話を山の友人としていました。 問題はどこから入るかということで、当初湯俣を考えていましたが、7月に湯俣温泉へのつり橋が崩壊し、またS井2名がトレーニング不足で体力的に不安があったため断念。メンバーは全員北鎌尾根は経験していましたが、貧乏沢経由で行った人はいなかったので、では貧乏沢ということになりました。 1日目: 中房温泉~燕山荘~大天荘 燕山荘まではツアー客も多く、登山道は終始混雑していました。 本日は快晴なり。北鎌尾根も良く見え、翌日歩くルートを視認。 1日目は大天荘で幕営。着いて早々に入山祝い開始です。隊長のK林くんは、ワインとウィスキー合わせて2Lを持参し、相変わらず攻めのドランカーです。   2日目: 大天荘~大天井ヒュッテ~貧乏沢~北鎌沢右俣~北鎌尾根~槍ヶ岳~槍ヶ岳山荘 まずは貧乏沢を下ります。入口は、大天井ヒュッテから20分弱歩くと右側に目印がありました。 沢を約850m下ります。水が結構流れているところもあり、右へ左へ、たまに巻道もありつつ2時間弱辛抱強く下りましたが、さすがに足に来ました。 天上沢に出ると広い河原が続きます。20分ほど上流に歩くと、右手にはっきりと、登る北鎌沢が見えてきます。 北鎌沢右俣を登ります。先ほど下った貧乏沢を登り返す感じです。所々2級くらいの岩登りが出てきます。今回、右俣は結構上まで水が出ていましたので、水分の補給が出来ました。通常は、水の補給は右俣と左俣の分岐までと考えたほうが良いとのことです。 約600m北鎌沢を登って、北鎌のコルに出ます。大体テント2張くらいのスペースがあります。 P8、P9を通って、まずは独標を目指します。 独標のコルに上がる手前です。ここはザレ場を大きく下った後、このようなザレ場をまた登り返してコルに出ましたが、上の稜線からコルに降りられたかなと思います。ここのルートファインディングが北鎌尾根上で唯一気になった箇所です。 独標手前のコルです。ここから右側の巻道ルートを辿ります。 ネットの記録でもよく見るコの字の岩場の通過です。荷物が大きいと上の岩に引っ掛かりやすいかな。 独標後半の岩場です。クラックにお助けスリングが付いていますが、左側の岩のフェースからクラックを少し巻くように登ったほうが登り易いかも。 独標に上がると、槍が近く見えます。ここからは基本は稜線上を歩きますが、今回は巻道を使うことが多かったかな。 P15から北鎌平に向かいます。 北鎌平に到着。大槍はもうすぐ。 大槍が迫っていますが、疲労もピークに達しています。隊長はペースが変わらず、さくさく登って行きますが、S井2名は結構ヘロヘロ。 大槍の登りの出だし。左から行けば踏み跡があるのですが、隊長は「正面から行っても変わらないな」と、敢えて正面突破です。 続くチムニーでは、前パーティーがつかえていたので、我々は右ルートから巻き、その後、左に行けば楽な踏み跡があったのですが、隊長の意向でそのまま古いスリングが2本掛かっている正面の岩を逆く、くの字に登って山頂に出ました。 何とか山頂に辿りつけて記念撮影。久しぶりの12時間を超える行動時間でした。 槍ヶ岳山荘のテント場にテントを設営し、ビールで乾杯をした頃には、素晴らしい雲海に沈む夕日を見ることが出来ました。 3日目は東鎌尾根経由で中房温泉に戻る予定でしたが、皆結構疲れてたので、無理せず槍沢を下って上高地に下山しました。 今回自分にとっては11年ぶりの北鎌尾根でしたが、このルートはずばり、体力勝負!!だな、というのが感想です。事前の体力トレーニング不足を反省しました。。。 ... 続きを読む

2018818 米子沢

お盆の滝谷がなんか消化不良な感じがしたので、既に計画の出てた沢山行に割り込ませてもらいました。A木、Y本、I塚、私(U島)の4名。行き先は南魚沼の「米子沢/まいこさわ」。巻機山から流れ出る大ナメがとても綺麗な美渓とのこと。 関越道、谷川の時に下りる水上ICから三つ先だけだというのに妙に長く感じのは関越トンネルのせいだろうか。 予定より早めに桜坂駐車場に到着。着いて開口一番、「寒っ!」。予想以上に気温が低く、明日の遡行大丈夫だろうかと不安が頭をよぎるも、途中のコンビニで買ってきたハイボールで景気づけをして仮眠。 翌朝は6時起きでゴソゴソと準備を始める。心配してた気温もそれほど低くはならずホッとする。 沢自体は最初はゴーロ帯が続き、右に左にと移動しながらだんだんと沢らしくなってくる。途中の滝もそれほど難しいわけでもなく、初心者を連れてくるにはちょうどいい沢、というのに納得。 思わぬ所で沢の主が鎮座してたり、とのほほんとしながらもどんどんと詰めていく。 こういうナメが随所に出てきて飽きさせません。 直登する滝もあれば、巻く滝もあり、はたまたこのチムニー滝のように左右の岩肌に突っ張って登るようなのもあり、初心者とはいわず、経験者での登り方を考えれば結構楽しめる。 14時に源頭部に到着。そこから巻機山の登山道に合流し、登山道を下山。下山が思いのほか長く、後半はお世辞にも歩きやすい道とはいえず、、濡れた重くなったロープが心底憎い。 駐車場に17時に到着。六日町の「湯らりあ」にて死にそうに熱い風呂を頂く。帰りが長いのですぐ近所にあった「あさひ食堂」で腹ごしらえをして帰途へ。 前評判通り、ナメ床が綺麗で登りやすい沢でした。 A木さん、Y本さん、運転お疲れさまでした。 文)U島 ... 続きを読む

20180811ボウズクリの沢

涼を求めて沢に行きたいけれど、台風の後ゆえ水量が多いと危ないかもということで、水量の影響を受けなさそうな西丹沢のボウズクリの沢に、Y本さんとI塚で行ってきました。 (ボウズクリの滝下部は左岸から登れます) ボウズクリとは「坊主作り」の意味だそうで、F1であるボウズクリの滝に打たれてお坊さんが修行したということが由来らしいです。 この沢は直登が多くないとは解っていましたが、ほとんどの滝を高巻くために、あまり沢登りらしくないのが特徴です。 高巻きは早速F1から始まり、下部5mは左岸を登れて沢らしく水しぶきを浴びることができるのですが、上部の20~30mある滝は直登できず巻くことに。 この高巻きが悪く、土と岩屑と木の枝がミックスしていて斜度もあり、足を置いてもずるずると崩れてしまいます。 安定しないのでのっけからロープを出したのですが、何をやっても落石を起こしてしまうようなところで、沢らしい爽快感が感じられないまま巻き続けることに・・・ (とにかく悪い高巻き) あまりに状態が悪いのでルート取りを間違えた?と悩みましたが、懸垂下降する際往路とほとんど同じルートを下りてきたので、たぶんそんなに間違えてはいないのではと思うのですが。 なんだか出だしからツメのようで、沢登りというよりもバリエーション山行のような沢でした。 ... 続きを読む

2018811-12 滝谷第四尾根(雄滝まで)

やはり登山は下から登ってこそ、という思いがある。 ということで滝谷四尾根をK緑、私(U島)の2名で、C沢下降からの、ではなく滝谷出合からつめて登る計画であったが、天候不良というか、天候不良が予想されたため雄滝の直下までで終了と相成った。 出合からの四尾根を考えた場合、雄滝をどうクリアするかが最初の課題であり、雄滝直下で色々考えた結果、滝の左側を登る、ということで落ち着いた。 他会の記録を読んでると、右岸を登る、雌滝と雄滝の間にある尾根から登ると色々なパターンがあるが、滝”も”楽しむなら左側を登るのが最もいいんじゃないかと思った。ちょうど写真の左側、水がチョロチョロで出てるあたりの右側を右上気味に登り、上部の草付きまでいって落ち口に出る感じ。 斜度はこれくらい。濡れてさえ居なければなんの問題もないのだが・・。 出来ればリベンジしたいと思うが、コレばかりはお天道様次第、ということで。 ... 続きを読む