20180811ボウズクリの沢

涼を求めて沢に行きたいけれど、台風の後ゆえ水量が多いと危ないかもということで、水量の影響を受けなさそうな西丹沢のボウズクリの沢に、Y本さんとI塚で行ってきました。 (ボウズクリの滝下部は左岸から登れます) ボウズクリとは「坊主作り」の意味だそうで、F1であるボウズクリの滝に打たれてお坊さんが修行したということが由来らしいです。 この沢は直登が多くないとは解っていましたが、ほとんどの滝を高巻くために、あまり沢登りらしくないのが特徴です。 高巻きは早速F1から始まり、下部5mは左岸を登れて沢らしく水しぶきを浴びることができるのですが、上部の20~30mある滝は直登できず巻くことに。 この高巻きが悪く、土と岩屑と木の枝がミックスしていて斜度もあり、足を置いてもずるずると崩れてしまいます。 安定しないのでのっけからロープを出したのですが、何をやっても落石を起こしてしまうようなところで、沢らしい爽快感が感じられないまま巻き続けることに・・・ (とにかく悪い高巻き) あまりに状態が悪いのでルート取りを間違えた?と悩みましたが、懸垂下降する際往路とほとんど同じルートを下りてきたので、たぶんそんなに間違えてはいないのではと思うのですが。 なんだか出だしからツメのようで、沢登りというよりもバリエーション山行のような沢でした。 ... 続きを読む