20181008妙義 筆頭岩

Y本さん、U島さん、I塚で、妙義の筆頭岩(ローソク岩)へ行ってきました。
筆頭岩に行くアプローチは、妙義神社と中之嶽神社をつなぐ196号線の車道からいきなり始まります。
車は「さくらの里」という施設に置けるとアプローチに近いのですが、出発時にはまだ開園していなかったので、中ノ嶽神社近くの市営駐車場に置きました。

そこから20分ほど妙義神社方向へ戻り、「さくらの里」入口近くの大きな金属のゲートへ。
ゲートのすぐ近くに崩れたコンクリートの階段があるのですが、そこがアプローチの始まりで、5mも登れば尾根に出ます。
尾根を10分位進むと岩の基部に突き当たり、岩を左に見ながら回り込んでいくと、10~15分で取りつきに到着。


(取りつきは四角いステップが積み重なったような、特徴的な岩が目印です)

1P目はⅡ級もない感じなのでロープなしで登り、2P目もⅢ級-程度。
3P目もⅢ級位かと思いますが、登り終わって振り返ってみると、幅2mもないような薄い岩の形にびっくり。
両側がすぱーっと切れ落ちているので高度感を強く感じ、高所慣れしていない人は怖いかもしれません。


(幅が狭くて両側が切れ落ちた3P目)

4P目はⅢ+~Ⅳ級位のやや立った岩で、これがローソクの名前のゆえんかも。
鎖がかかっていましたが古そうだし、ロープなしで登ると鎖で同ルート下降することになるので、けっこう危ないのではないかと思います。


(鎖がかかっていた4P目)

終了点から2mも上がると筆頭岩の頂上で、そこから懸垂下降すれば、取りつきから5mほど右へ巻いたところに下りることができます。
この場所には錆びたリングボルトが打たれていて、昔は誰かがゲレンデとして利用していたのでは。

下降は10m位で一度切り、そこからは空懸気味に40m位一気に下降。
途中小さなテラスがあるのですが、足が触れると細かい落石を起こすので気をつけましょう。
筆頭岩自身、車道からすぐの位置にあり、登攀中に落石を起こすと車道まで落ちかねないので、これも気をつけたいものです。


(第四石門にクライマー発見~)

筆頭岩はアプローチを含めても3時間足らずで終わってしまったので、残った時間で石門巡りをしてみました。
妙義名物の奇岩群を、時おり鎖も使って40分程度のハイキングコースで見て回れます。
当会のクライマー達は登山道を無視して、岩を縦横無尽に登っていましたが・・・