20181006-08 横尾本谷右俣~南岳

紅葉には1週間遅かったのですが、山スキーの下見も兼ねて、横尾右俣経由で南岳に行ってきました。

初日は横尾で幕営しましたが、夜は台風の影響で風が一晩中唸り声を上げ、雨も朝方まで降っていましたが、出発する頃にはなんとか止んでくれました。

本谷橋を渡ります。横尾本谷には橋を渡らずにそのまま沢を歩いても行けますが、今回は涸沢への登山道を15分ほど上がってから沢へ降りるルートを取りました。

涸沢と横尾本谷との分岐手前で沢に下ります。下り口にフィックスロープが張ってありました。

沢に降りて、横尾右俣と左俣の分岐を目指します。

屏風岩を振り返る。天気は良くなるのかな!?

右俣と左俣の分岐です。写真は右俣の入口です。

こちらは左俣。ここを詰めると、大キレットの鞍部に突き上げます。

このあたりの紅葉が見ごろでした。

昨夜の雨で増水が気がかりでしたが、思ったほど心配はありませんでした。

初級の沢登を楽しみます。

屏風岩を振り返って。紅葉もなかなか綺麗。

たまに高巻をしながら、ルートファインディングも結構楽しめました。

沢を詰めると黄金平に出ます。紅葉はもう終盤でした。1週間早ければ。。。

本谷カールが広がります。ここから横尾尾根のコルを目指します。山側はどんよりしていて、稜線はガスに覆われていました。

コルを目指す途中から、登ってきた方向を振り返ったところです。屏風岩方面は終始天気が良さそうでした。

横尾尾根のコルに上がったところです。ここからは一般の登山道を通って南岳小屋に向かいました。

14時前くらいに小屋に着いた時にはまだ稜線はガスの中で視界も悪かったのですが、夕方になってからやっと天候が回復しました。登山客は皆大喜びで撮影会に入りました。

次の日も朝から良く晴れて、稜線から素晴らしい日の出と朝焼けを見ることが出来ました。帰りは氷河公園経由で槍沢に下り、上高地へ戻りました。