2021/1/3 湯川渓谷アイスクライミング

アプローチ10分のアイスクライミング、その魅惑的な話を聞いたのは年末の八ヶ岳の山中だった。

ややもすればアプローチ2時間、着いたはいいが人一杯でロープが張れない、なんて話が多いアイスクライミング、車降りて取り付きまで10分というのは、もはや首を横に振るのは物理法則に反するのではないかと思うほどである。
湯川渓谷のアイスクライミング、年末の八ヶ岳山行にいった他会の方から誘われ、お邪魔させていただくことに。

中央道を須玉に降りるのは小川山に行く時くらい。今回は小川山方面へ曲がらずまっすぐ進む。南牧村役場前のセブンイレブンに集合し、湯川渓谷へと向かう。

目印となる「灯明の湯」の看板を左折し、川沿いの道、その後の林道をひたすら進み、林道終点の駐車スペースに停める。やはり寒い。寒いがマイナス7度ほど。年末のヤツに比べると湯川は常夏であった。

白髪エリアに入り、トップロープを1本張る。短いとはいえ、初っ端のリードはやはり怖い。

ご近所の山岳会の方がいらっしゃり、トップロープを貸して頂けるとのこと、ご厚意に甘えて使わせて頂く。この辺りにお住まいのガイドさんと来られていたようで、そのガイドさんの登り方がすごく上手い。フリーのムーブでスイスイと登っていき、あっという間に終了点へ。

ただ、トップロープの支点をもの凄く細い木に取っていたのにはまいった・・。落ちるなよ、テンションかけるなよ、ということなんだろうか・・。後ほどその木の根元にも補強がなされていたが、アレはさすがにヤバイ。


ロープをかけ直したり、移動させたりして色々と登り各自お腹いっぱいになった所で終了。装備を解除して車に戻る。いやー、アプローチが近いアイス、練習するには最高です!

メンバー:
雪童:A井、U島
他会:Kさん、Kさん
文:U島