南沢大滝・小滝(2021年2月11日)

他会のOさん、Mさんから、「ちょっと今から飲みに行っとく?」的なノリで誘われた南沢大滝・小滝へのアイスクライミング。

始終、ほぼ貸し切りで快適なアイスクライミングを楽しめました。

美濃戸に5:30集合。朝発だと起きられるのか?という不安との戦い、そのプレッシャーに耐えられそうにない私は前夜発で道の駅小淵沢で仮眠を取る作戦で22時頃に厚木を出発。

取るものも取りあえず、ハイボールで乾杯して早々に寝袋に入る。

翌朝、美濃戸の林道をジムニーで駆け上がり、南沢へ入り込む。北沢と違いアップダウンのある南沢、朝一の身体から悲鳴があがる。南沢を進むことおよそ50分、分岐に到着。

当初予定では小滝でMさんのリード練習をした後、大滝へ移動する予定だったが、色々あって小滝で一日過ごす。

Mさん、リードの練習

リード&フォロー方式で中央やや右よりの氷結が良いところを狙って登る。スクリュー残置でヌンチャクとロープを掛けるだけとはいえ、前方にロープがないのはそれなりに怖い、と同時にトップロープのような煩わしさがないので思い切って登れるのも良いところではある。

午後も過ぎた辺りからトップロープに変更。シャンデリア周辺を攻める。裏側からスタートし、表に出てくるライン、体勢と足位置を考えないとすぐにパンプする。なかなかにダイナミックな体勢でのクライミングとなった。究極のエイドクライミングともいえる、アイスでのクライミング。上手く安全に、そしてかっこよく登るには重心位置と、スクリューを入れる、アックスを打ち込む時の体勢が重要。Oさんに色々とご指南いただくも、頭では理解できていても身体の動きがちぐはぐになる。言うなれば、行進練習で右足と右手が同時に出ているようなそんな感じ。

ワンシーズン、通い詰めれば多分身体が覚えそうではあるが、「時間」という生き物に飼われているへなちょこクライマーの私にはなかなか・・。

しかし、今回のアイスクライミングで得られたものは大きい。次回登るときは意識してみよう。

メンバー:他会(Oさん、Mさん)、U島
文:U