越沢バットレス

たっぷり1年以上ぶりの「越沢バットレス」。事前の天気予報ではどっちに転んでもおかしくない予報でしたが、同行して頂いたA井さんが晴れ男なのか、最後まで崩れることはなく、久々のアルパインルートを堪能出来ました。

ルートは第一スラブ(赤)と第二スラブ(青)。第一の方はスラブという感じではなく、ハングがあったりと結構大変でした。最初、一般(右)ルートと勘違いして突っ込んだ第一スラブ、3p以降、しょっぱくて大変でした。

本チャンの練習ゲレンデと言われてる越沢、支点もクサったハーケンだったりするのは変わらず、ビレイ点の一部がステンのハンガーに変わってたような気もしますが、やはり全体的に悪い。

※第一スラブの3P、フォローのA井さん、苦戦中ですが、見事に抜けました。

※第二スラブ、リード中のA井さん、ランナウト大好きっ子(笑。この写真は多分恐怖との対話中。

今回は車でアプローチ、奥多摩南岸道路から鳩ノ巣バンガローキャンプ場の上に駐車。帰りに分かったのが、林道のゲートまで進み、そのちょい先にある展望台近辺から廃キャンプ場に降り、バットレスまで下るのが楽ですね。ただ、キャンプ場が再開するような雰囲気もあり、そうなるとアクセス問題になりそうな気もします。

クライマーと地元、行政が共存出来るようになればいいんですが。

※ただし、最後の最後で濡れて苔むした丸太の一本橋があるので足元は慎重に。

山行日:令和3年6月26日(土)
メンバー:A井、U島
文章:U島