梅雨明け直後の釜ノ沢西俣に行ってきました。「東京周辺の沢」によると「遡行の楽しさは東俣をも凌ぐ」とあるので期待して臨みました。
6:10 道の駅みとみを出発。出発の準備中に、奥秩父を愛するガイドの方から釜ノ沢で事故が続いているので山ノ神までのトラバースや増水に注意するように、加えて西俣に3000円払ってもいい絶好のテン場があるとのアドバイスを頂きました。
東沢左岸のトラバースは昨年より荒れていました。
ホラの貝ゴルジュの入口
山ノ神直前。場所がわかりずらくて申し訳ないのですが写真の上部が荒れておりやや危険。
長いトラバースを終え再び東沢に入渓
晴天で沢が映えます
乙女ノ滝
魚影は従来どおり全くありませんでした。万が一のため釣竿を持っていきましたが出番なしでした。
左岸に東のナメ沢
東のナメ沢下部
水がちょっと冷たいのでドボンはなし
釜ノ沢への分岐。岩に赤ペンキで「釜ノ沢」。
魚止滝
千畳のナメ。水流をヒタヒタ…のはずでしたが時期がよくなかったのか、コケでヌルヌルでした。
12:30 両門ノ滝。右が東俣、左が西俣。右岸のテン場に幕営する予定でしたが、時間に余裕があったのでガイドの方に教えて頂いた西俣のテン場を目指すことに。
連続するナメ小滝を越えて
テン場を探しながら
13:50 ガレ場の対岸にあるテン場…と教えて頂いたのでここしかないだろうと。確かに広い平地で一等地でした。早速、タープを張りました。
タープ完成。沢で冷やしたビールで乾杯。水が冷たいのでビールがいい具合に冷えました。
明日の朝飯用の米を炊いているところ。18:00前後にゴロ寝にて就寝。
翌朝、6:10 出発。右沢と左沢の分岐までゴーロ歩き。
時折、ナメ滝
分岐で右沢へ
源頭の様相に
源頭手前で水を汲み、水師から南に延びる尾根を目指しました。倒木とコケで歩きにくいものの藪が殆どありませんでした。
水師から南に延びる尾根に到着。踏み跡あり。
10:15 水師。登山道に出てほっとする瞬間。甲武信岳を目指します。
南に山並みが
11:00 甲武信岳。写真の奥が頂上。登山者で賑わってました。
頂上から国師ヶ岳、金峰山につながる山並み。徳ちゃん新道を経て15:17 西沢山荘。道の駅みとみは灼熱の中でした。
梅雨明け直後の晴天下、よき沢旅かつよき足慣らしになりました。東俣を凌ぐかどうかは微妙なところです。