20211126-28 立山 山スキー

11月下旬恒例の立山初滑りに行ってきました。山行日は寒波が到来する予報。11月27~29日の方が徐々に天気が良くなる予報でしたがサラリーマン的に直前の有給日変更は困難のため11月26~28日に実施しました。メンバーはY田さん、茅ケ崎山岳会のKさん、S井×2。


初日。室堂ターミナルを出発。予報どおり吹雪でした。

徒歩10分程のテン場にテント設営。既に4~5張りあり。視界不良、強風、この状況で行動するのはちょっと…

よって早々に宴会に突入。ロースターで炙りの研究に勤しみました。

2日目。朝から吹雪。ホテル立山に移動し休憩しつつ酒とつまみを補給。テントに戻り除雪。吹雪は止まず、やることがないので…

早々に宴会に突入。本日の主役は「北斗の拳」と「光武酒造場」のコラボ芋焼酎。サウザーの名言「退かぬ!!媚びぬ!!省みぬ!!」が懐かしい。この焼酎は小川山のナナーズで見たことがあります。

吹雪が強くなりテントの周りに雪が溜まってきたので夕方に今一度除雪。明日はまずは浄土山のコルまで行き、その後の行動は雪の状態次第で決めることにしました。明日は晴れ予報なので期待しつつ就寝。夜明けまで最年長のY田さんが何度も除雪。申し訳ありません…。

3日目。予報どおり晴れ。2日間吹雪だったので物凄い解放感でした。

ちょうど7時に室堂ターミナル前から出発。気温ー8C。

緩斜面を登ります。シュプールはまだ殆どありませんでした。

振り返ると真っ白な大日岳。

浄土山西方の広いコル。日が当たる場所に移動。

画面左は浄土山。やや強風。天気がよいのでテンションが上がります。

少し下り滑走モードに換装。

2日間で積雪1m程。滑り出しは緩斜面なのでスキーが潜ってしまいなかなか進みません。

滑るというより潜っています。

しかし緩斜面を過ぎるとパウダー天国が待っていました。

パウダー天国を満喫するY田さん。

しばし余韻に浸ります。

室堂山荘方面に移動。

ミドリガ池への滑り出しを探ります。

ミドリガ池に滑り込む。

パウダーを満喫!

2日間降り積もった雪が完全に温存されていました。

もう一段滑っていきます。直滑降を極めるKさん。

弾むようなターンを楽しむS井Ku。

Y田さんが続きます。

沢に到着。左が雄山。右が浄土山。

休憩。画面奥の山崎カールには途中からシュプールがありました。今日はさすがに雄山の頂上から滑った人はいなかったようです。

野営場管理所。

雷鳥沢方面。今日下山でなければ剱御前を越えて剱沢に行けたかも…次の機会を待ちます。

右奥に奥大日岳。ここにもさすがにシュプールはありませんでした。

雷鳥荘への登り。我々と同じく2日間行動できなかったパーティーが満面の笑みを浮かべて滑っていきました。

今年は早めに営業を終えた雷鳥荘。

ちょうど12時にテント場着。テントがかなり増えていました。明日も晴れ予報、ちょっと、いや、かなり羨ましい…。

室堂ターミナルへ。

「立山そば」で温かいそばをいただきました。

扇沢の駐車場にて。車が雪に埋もれていたので掘り起こし作業。後輪にチェーンを付けて脱出しました。

今回は入山後吹雪が続き1m程の積雪がありました。3日目は気温があがらず低温でしたので雪の状態はいい方でした。雪崩に注意しながらパウダーを満喫することができました。来年は条件がよければ久しぶりに剱沢を滑ってみたいです。