2021/2/7 大笄(おおこうげ)バリエーションハイク

大室山と檜洞丸の間にある大笄に東沢側の急な尾根から登下降した。急な岩場を登って振り返ると、何も遮るものがない景色が素晴らしい。

7時に自宅泊、東沢で耐寒訓練中の仲間に挨拶し、ゴーラ沢手前の看板のところから東沢林道に向けて登る。

林道まで上がったところ

ここから林道横の尾根に取り付く。最後が乗り越しにくい。

尾根にあがると気持ち良い風景が広がる

尾根上は雪はほとんど無いが、北面には結構残っている。

犬越路のトンネルが見える。

1200m過ぎると岩場と藪の結構な急登が始まる。ところどころ難しいので全くの初心者にはお勧めできないルート。

急登は150mほど。急登が終わり振り返ると、遮るものがない景色が広がる。

これは結構良い感じ。見に行く価値はある。登ってきた尾根の正面が富士山という位置が良いのかな。

笊ヶ岳に登って、正面に富士山が見えたのを思い出した。

最後は笹の中の踏み跡を歩いて、一般道へ。一般道は雪が踏み固められている。

今回の核心は下降の尾根に乗ること。登った尾根の隣の尾根を下るのだが、

登りの途中で観察すると最上部に大きな岩があり、ここは降りるのが難しそう。

鹿策があったので右から回り込み、トラバースして尾根に乗る。

ここは結構難しくて、慎重に大岩の基部をトラバースする。

全身使ってズルズル移動し、尾根に乗ってほっとする。

後は、尾根を下るだけ、一カ所枝尾根に入り込んでしまったが、気がついて登り返すとポイントにピンクテープがあった。

最後は鹿策を乗り越えて東沢林道へ降りる。

林道から振り返る大笄。

後は林道を走り、行きと同じルートから下降する。

行動時間5時間。さすがに耐寒訓練の皆さんはいませんでした。