ペルーアンデス【7】

今回のサンタクルス谷からヤンガヌコ谷への周遊コースは、ペルーアンデスの中でもトレッキングのゴールデン コースです。美しい5、6千メートル峰を数多く見ることができます。 6月28日、気温7度、雲多い。ガイドのミキさん(ミゲル)、コックのカルロさんとワラスを8:00に出発、トレッキング開始地点のカシャパンパm、1 1時半に到着。道路工事が多くかなり時間をロスしました。観光都市に変貌途中です。カシャパンパでアリエロのウィルソンさん、ブーロ5頭と合流、一人のお客でもチームとなります。ランチ地点3435m、14:00着、14:30発、キャンプサイトのヤマコラル3720mには、16:45着。途中から霧雨、小雨となるが雨具は不要。 6月29日、ヤマコラル8:00出発、アルパマヨBC分岐3880mロング休憩、ルピナスのお花畑からのサンタクルス谷は美しい。キャンプサイトのタウリパンパ4065mに12:40着。ランチ後に一時間程度散歩、雨が降り始めテントに戻る。本降りの雨となり、朝3時ごろまでは降っていた。 サンタクルス キタラフ キタラフ アルパマヨタウリラフ 6月30日、晴れ寒い。 タウリパンパ7:30出発、朝からアマゾン側から雲が滝のように流れ下ってくる。過去に来たときにインカトレールの石畳と聞いていたが、プレインカのワリとガイドのミキさんが話していました。朝には見えていたタウリラフが、近づいた時には雲の中、残念です。プンタウニオン(峠)4750mに9:30着。雪がありました。アマゾル側に下り始め、リマリマの花が咲いています。緑が濃い気がします。ランチ地点4005mに12:00着、12:30発。キャンプサイトのカチーナパンパ3765mに14:15着。 7月1日、脈拍59回、快晴。 カチーナパンパを7:30発、ワリパンパは広く花も多く美しい。ワリパンパ村からのチャクララフの鋭峰も美しい。村の外れから右に回り込みバケリアmに10:00着。通常ここでトレッキングは終了して車に乗り、ヤンガヌコ峠を越えて、最高の景色を車から眺め、ワラスに戻ります。私たちは、そのままピスコ峰に登るので、歩いて峠を越えます。無駄のようですが、車道を連続してショートカットして行きます。誰もいない静かな登山道です。チョピカルキ、ヤナパクチャを眺めながらの上りです。途中ランチを取り、キャンプサイトのパクチャパタ4450mに13:40着。明日は、ヤンガヌコ峠を越えて徒歩で下ります。 7月2日、脈拍57回、快晴。水溜まりが厚く凍っていたので氷点下に気温です。かなり寒い。 パクチャパタ7:30発、ポルタチェロ(ヤンガヌコ峠)4767mに9:20着、9:30発。峠の手前はアマゾンサイド、チョピカルキが間近に迫ります。ヤンガヌコサイドは、チョピカルキ、ワスカランスール、ノルテ、ヤンガヌコ谷の氷河湖のオルコンコーチャ、チナンコーチャ、ワンドイスールの南壁(近藤さん開拓)、ノルテ、エステ、オエステ、ピスコ、エステ、チャクララフ、と素晴らしいパノラマです。何度来ても飽きません。ヤンガヌコ谷の車道から離れ、ヤナパクチャのクライミングルートに入ります。地図には出ていません。途中から左に下り、69湖のトレッキングルートに合流します。登山道というよりは踏みあとです。このルートは、素晴らしいの一言につきます。チャクララフとワンドイの全体写真はどこから撮られたのかいつも不明でしたが、ここでした。トレッキングルートを歩き、キャンプサイトのユーラックコラル3950mに12:30着。オルコンコーチャに続く平原にテントです。広く気持ちの良いところです。明日からは、ピスコのピークハントが始まります。 ... 続きを読む

ペルーアンデス【6】

トレッキングの1日 ブーロ(ロバ)に主な荷物を担がせて、自分は雨具、防寒具、配給行動食、水筒など空身に近い状態で極楽歩きです。ガイドと歩き、休憩では行動食をつまみます。内容は果物2種類、ビスケット個包装2種類。お昼には、コックが眺めの良い場所でランチを用意、一皿の料理になります。また歩き始め、キャンプサイトには午後2時到着が目安です。途中で私たちを抜かした、ブーロとアリエロ(ロバ使い)、コックが食事テント、個人テント(3人用)、トイレテントを張って、お茶を準備して待っています。お茶(何でもあります)、写真、散歩、テントで休憩、夕食まで自由な時間を過ごせます。夕食は本格的でスープからメイン、デザートとなります。そして就寝。朝は起床時間にお茶と洗面器にお湯をテントまで届けてくれます。朝食はパンに卵、ソーセージなど一皿の料理です。食事後にガイドから行動予定の説明があり、主な荷物を預けて出発です。コックとアリエロがテント他、すべてを片付けて追いかけてきます。日本では考えられないような大名旅行です。 ... 続きを読む

ペルーアンデス【5】

6月27日、6時起床7時朝食、脈拍78回 予定のチュルップ高所順応、7:50タクシーで出発。チュルップへのアクセスは新しい舗装道路で観光道路としても位置付けられているようです。山に向かって工事を進めており、5キロのトンネルを掘っていて完成するとアマゾン側に抜けます。ピカタ駐車場3820mに8:30着、8:40発、駐車場に世界遺産のワスカランナショナルパークのチェックポイントができていました。しっかり入山料を取ります。登山道はしっかり整備され、前回とは雲泥の差です。30分しか歩いていないのに、私がギブアップ。標高4040m、時間400mは順応がしっかりできていない者にはきつい。息を整え進む。滝のルートは3つ、離れた左のルートは歩きのみ、滝の左は凍って悪い、滝のすぐ右を登りました、長いが易しい岩場です。半分からは先行させてくれましたが、調子にのり激しい息苦しさ、手の指先がしびれ始め、高所反応が出始めました。チュルップ湖の落ち口の上4480mに10:55着。ゆっくりランチですが、食欲もなくバナナとリンゴとジュースしか摂れません。帰りは滝から離れた岩場のないルート、11:30、少し上り4510mから下ります。降り始めると、息苦しさも指先のしびれも解消ほっとしました。下りからの景色13:00ピカタ着、タクシーに乗りワラスへ。 歩行時間4:20... 続きを読む

ペルーアンデス【4】

6月26日、6:00起床、7:00朝食、脈拍73回、気温は昨日同様。ガイドのサウルさんと予定コルディエラネグロのワカプンタに出発。ワラスからタクシーで8:00出発、未舗装の道を走りウイルカコーチャ3685mに9:00着。 歩き始め、ワカプンタ3830mに10:00着。これではトレーニングにならないので、上に行こうと提案をしました。OKで休憩後10:30発、ルントプンタ4030mに11:40着。ランチを取り、休憩。 上はペルー最高峰ワスカラン、写真の何倍も白い山が連なっています。 このルートはコルディエラブランカの端から端まで見える素晴らしいハイキングルートです。途中、下の村人にあった際に長話で道を詳しく聞いていました。サウルさんはあまり来たことがないようで、時間短縮の新しい下山ルート探しているようでした。ルントプンタ12:20発、ワカプンタ13:08経由、ワカプンタからは新ルート、サウルさんはこの道をインカトレールより古く、ワリと呼ぶ文明で作られたものと言っていました。14:50ワラスへの舗装道路沿いのパリア橋でフィニッシュ。今日もサウルさんとよく話をしました。語学苦手な私でもなぜか通じます。 歩行時間4:40... 続きを読む

ペルーアンデス【3】

6月25日、6時起床、脈拍61回、体調良好。天気快晴、気温は3度、昼は21度の予報でしたか、半袖で汗をかいたのでもっと高いと思います。ガイドのサウルと山行ミーティングを8時から二時間行いました。トレッキングとピスコは問題なし。アルパマヨは今シーズン初めということもあり。情報が少ないようです。サウルからは、フレンチルートは頂稜部分にセラックがあることから、上には抜けられなく、途中から懸垂で下山となるとのことでした。フェラーリルートも同様。先々週に登られた、左側のルートは登れるが、ピークは踏めないとのこと。悩みましたが、きれいな山なので、ピーク踏めなくても仕方がないかな、テンション落ちます。その後、ワラスの十字架の展望台に一人で行こうと相談したが、治安の問題から止めてほしいと言われました。過去に行ったことがあると粘ったらサウルがサービスで同行することになりました。10:30宿3100mから出発、町外れまでタクシーを使い、十字架の展望台ラタケヌーアに着くが、もっと上まで行けますよとのことで、3600mプカベンターナまで行く。12:30下山開始、13:20ワラス着。プカベンターナの景色は最高です。... 続きを読む