20190420白馬主稜

GWは混みそうなのでその前に行こうとのことで、Y本さん、U島さん、I塚で白馬主稜へ行ってきました。二俣で前泊し、GWまでゲートが開かないため5km以上ある猿倉まで徒歩で移動。白馬尻まで更に2時間強かかるので、ここで幕営して翌日登攀する人も多いとのこと。 (猿倉荘のトイレも雪の中) 白馬尻に着き、白馬大雪渓を見るとけっこうデブリも出ている様子です。翌日ここを下ることができるのかな?とちょっと不安に。私達より後から来て白馬尻でテントを張ったパーティもいたようですが(夜になってからヘッドランプの灯りが見えたため)、翌日の行動時間が長くなるので、私達は上がれるところまで上がることにしました。 (休憩も斜面で) 8峰から取りつき、なるべく距離をかせいでおくため56のコル位まで行きたかったのですが、なかなかはかどりません。そうこうしているうちにいい時間になってしまい、これ以上進むと56のコルに到着できなかった場合、その先がリッジでテントを張れそうもない感じ。風が強くなってきたこともあり、7峰でビバークすることになりました。 (そろそろビバークの予感が) ところが斜面上なので適地がなく、Y本さんとU島さんが斜面を掘りまくって整地。風が強くてテントが飛んで行ってしまいそうなので、I塚はテント内に入って重しに。そんなこんなで整地に1時間以上かかってしまいました。しかもビバーク地は70度近い斜度があり、滑落したら白馬尻まで落ちてしまうので、夜トイレに行くのも決死の覚悟・・・ (テント設置に大奮闘) 風は夜中かなり強く吹き、テントもバタバタとはためき続けてほとんど眠れません。翌朝検討して、強風のこともあり時間がかかりそうなので撤退することに。もっと上部でビバークできるよう、次回はゲートが開く時期に挑戦したいと思いました。 ... 続きを読む