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天気：晴れ （コースタイム） 美し森4:10〜8:45県界尾根〜9:15奥の二股〜東稜〜12:15真教寺尾根〜4:00美し森 ３時起床。朝食を摂り 身支度。ゆっくり歩き出す。 ６時に小休止。朝日に映える赤岳を望む。 大門沢をつめていくが どうも様子がおかしい。 とりあえず登高していくと県界尾根に出た。二股を間違え支沢に入ったようだ。 ２５００M付近から適当に斜面をどんどん下りていくとぴったり奥の二股に出た。 先週半ばの降雪が弱層を成していて危険な状況だ。 大門沢をつめてここへ到達するより県界尾根から下りるという災い転じての偶然に喜ぶ。 予定の中央稜は危険と判断、すぐ横の東稜に変更する。 側壁を登り支尾根に取付く。 東稜直下の雪壁がとてもいやらしい。抜けると長く急なリッヂが待っていた。 第1岩峰を左上バンド状で右に抜ける。ここからの側壁は雪が悪くとても緊張した。 しばらくして第２岩峰、草付がよくきいた。左の急なルンゼをつめると終了。下山する。 第1岩峰取付でスリップした。 後ろに岡崎さんがいて止まるには止まったが、自分だけでなく他人まで巻き込むところだった。 技術以前に、山に入っているのだ。 危険な場所にいるのだという意識をもっと強めないといけない。集中力の問題だ。 雪の処理は大変むずかしい。とてもいい経験になった。 |
大門沢より朝焼けの赤岳東面を眺める。 
大門沢奥の二股にて。 
東稜の雪稜の登攀。 |
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