8月13日 17:00自宅発―0:45地鉄立山駅P着 8月14日 5:44立山発―5:56着有峰口6:35発―7:20着折立〜太郎平小屋〜薬師沢テンバ バスの乗客は6人だけだったのに、折立に着いたら路肩にまでマイカーが!百名山の 薬師を往復するのだろうか。 薬師沢のテンバは水が豊富で、ありがたい。 8月15日 4:45発〜北ノ俣岳〜黒部五郎岳〜黒部五郎小屋〜黒部乗越〜三俣蓮華テンバ 北ノ又岳や赤木岳の斜面にはお花畑が広がり、天気も申し分ない。 黒部五郎の肩にザックを置き、山頂へ。山頂からは360度の展望がひろがる。 明日歩く水晶や赤牛の山容もどっしりとして、まさに北ア最奥の山と言った観がある。 肩まで戻りカールの底を行く。あちこちに清冽な水流はあるものの、日差しが暑く小屋までが遠い。 黒部乗越まで急登を行き、振り返れば黒部五郎の山容とカールが見事だ。 テンバまでのトラバース道も、いつもならもう終わっているはずの花々の群落が点在している。 今年はやはり積雪が多かったのだろう。 8月16日 4:25発〜黒部源流〜岩苔乗越〜ワリモ分岐〜水晶小屋〜水晶岳〜赤牛岳〜奥黒部ヒュッテ ここから水晶方面へ行く人はぐっと減る。 ほとんどの人が水晶までの往復。私たちが出会ったのは赤牛まで往復してきたと言う人と、 温泉沢を登って来て水晶に行く人、雲の平から水晶・赤牛・読売新道を降りる人、 皆単独の3・4人だけだった。 赤牛までは稜線通しで楽かな・・と思っていたのは大きな間違い! 行けども行けども赤牛に着かず、予定より大幅に遅れて到着。 これからの読売新道もかなり長く、最後は惰性で歩いているようなもの。 ヘッデンのお世話になりながらやっとの思いでテンバ到着。 8月17日 6:15発〜平ノ渡し〜黒部ダム駅―室堂―立山 天気予報によれば今日は雨らしい、五色が原に登り返す計画はあっさり返上して、 文明の利器を利用することにする。 平ノ渡しまでの道は、無理やり道を作ったような感じで梯子・桟道のアップダウンが続くが、 きちんと整備されているので昨日の読売新道より歩きやすい。 平ノ渡しで1:30も船を待ち、11人の登山客を乗せて10:20発対岸に向かう。 黒部湖沿いの道もかなりアップダウンあり、観光案内のアナウンスが聴こえる黒部ダム駅に着く。 当初の計画は果たせなかったが、北ア最奥を馬蹄型に縦走できたことには大満足。 おまけに今回は一度も雨具に袖を通すことはなかった。 |