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樹林限界を抜けるとすばらしい山岳展望が見られた |
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風はややあるものの穏やかな天気に快適な登高ができた |
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怒涛のように連なる北アルプスが地球の丸みを帯びて見える |
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傾斜が落ちると西天狗岳山頂が近い |
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広々とした西天狗岳山頂には誰もいなかった |
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西天狗岳を後にする |
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黒百合平が見えると風が止み、ここからルートは舗装道路化していた |
天気:快晴 コースタイム: 渋ノ湯7:10〜8:15唐沢鉱泉〜9:25西尾根〜10:20第1展望台〜11:00第2展望台〜 11:55西天狗岳12:10〜13:20黒百合平〜14:40渋ノ湯 雪童に入って2回目の冬山を迎えるが、未だ晴天には恵まれない。 夜の中央道は満天の星空で、明日の天気に期待が膨らむ。 翌朝、中央道・原PAから渋湯へ向かう。 空はうす曇だがこれから晴れそうだ。 渋湯の有料駐車場少し手前から私(F)、初めてご一緒するTさん、 リーダーのSさんの順で樹林帯に入る。 はっきりしたトレースはないが高低もなく、ウサギ?の足跡をたどるようにハイキング気分で歩く。 黒百合平への分岐、唐沢鉱泉まではコースタイム通りで、 この分ならリミットまでに頂上に着けるかな。 唐沢鉱泉からはアイゼンをつけ、 所々急登を入れ西尾根に合流した頃には青空が広がっていた。 登りながら振り返れば樹林帯の隙間から雪をかぶった山が見える。 高度が上がるにつれ、雪も深くやわらかくなり、はずすとひざ上くらいまでもぐってしまう。 それでもキツイラッセルがないのが有難い。なのに、足がつってしまった。 やばい。だましだまし歩いて開けたところで休憩していると、上から2人下りてきた。 ラッキー、トレースGet!つるんとした西天狗が見えてきたが、樹林帯はもう少し続く。 ![]() 森林限界でTさんに代わってもらう。ここからは岩がでていて、登りづらい。 さえぎるものもなくなり、まともに風を受ける。 途中からSさんがトップに立ち、すたすたと登っていく。 足をかばいながらの私は遅れてしまう。 せかっくの晴天なのにうれしさも半減だ。 やっと頂上に着いたときはリミット5分前だった。ほっ。 頂上は誰もいないし、なによりもその景色に感動。 こ、これが晴天の冬山かーーーーーっ!南アルプスから右へ御岳、北アルプス、 浅間までくっきり、360度。特に北アルプスは真っ白い屏風のようだ。う…美しい。 きっと、あの屏風のなかを登っている人がいるのだろうな。 しばし見とれた後、黒百合ヒュッテをめざし下山する。 時間の都合で東天狗はカット。 岩場の間をぬうようにつけられたトレースをたどるが、所々途切れていて、 そのたびに立ち止まり、見渡して探す。 風は強いがそんなに冷たくはない(そうだ)。 天狗の奥庭をぬけ、ヒュッテで休憩。 遅れた分を取り戻そうと渋湯まで気合で飛ばす。 結局、2時40分には駐車場についた。 Tさんは今季初のプラブーツで足が痛かったらしいのに、かっ飛ばしてごめんなさい。 でも、後ろはちゃんと確認していたから許してね。 Sさんも「遅いんだか早いんだかわからねー」と。 ペースぐちゃぐちゃですみません。 初めての長いトップと快晴、終わってみれば気持ちのよい?山行でした。 ご迷惑おかけしましたが、また、お願いします。ありがとうございました。 |