2021.2.20-22 佐渡山・乙妻山(山スキー)

念願の乙妻山へ。気合で日帰り可能ですが初めての山域なので佐渡山鞍部にテントを張り初日佐渡山、二日目乙妻山、三日目下山と余裕のある行程にしました。

戸隠大橋の駐車場(10台可)が満車だったので大橋登山口(3台可)に駐車

7時過ぎに大橋登山口を出発

緩やかな大橋林道

分岐。左が佐渡山方面、右が黒姫方面。

佐渡山鞍部から延びる尾根

ブナに囲まれた佐渡山鞍部にテント設営

佐渡山への緩やかな斜面

東に黒姫山

天気がよいのでテンションが上がります

西に高妻、中妻、乙妻。一番右が明日滑走予定の斜面。

雪庇状の尾根

11:45 佐渡山に到着

徐々に登山者とスキーヤーが。アプローチよし、展望よし。人気の佐渡山でした。

滑走開始。ちょいパウで滑りやすい!

緩やかな尾根を快適に

樹林帯へ

樹林帯もちょいパウで快適でした。テントに戻り明日に備え早めに夕食。餃子鍋の準備中に日帰りの方々が氷沢川から続々と上がってきました。17時過ぎに就寝。

2日目の朝。晴れ。夜半に降雪5~10センチ。期待が高まります。朝飯は蟹雑炊を腹に詰め込みました。

6:30 出発。氷沢川右岸をなるだけ高さを保ちながら滑っていきました。

小尾根が多く高さを保つのが難しくなってきたので早めに氷沢川に降りました

左岸に移動。沢の割れは少なく徒渉に問題ありませんでした。

左岸のトレースに合流

妙高を見ながら尾根を回り込みました

乙妻山からの沢状緩斜面へ

乙妻山北東斜面が見えてきました

斜面の基部で一本。右から回り込んで緩斜面をつなぐルートを登ることにしました。快晴、風速10m以下。弱層テストを実施したところ雪はよく締まっていました。周囲に雪崩の跡なし。絶好の山スキー日和に(^^♪ 但し12時で引き返すこと、上部で風速20m以上の場合も引き返すことにしました。

クトーを付けて

背後に妙高

徐々に傾斜が強くなっていきます

乙妻と中妻の鞍部に向けてトラバース

背後は焼山、火打山

あと少し

鞍部に到着

風は弱まりほぼ無風に

360度の景色を求め乙妻方面へ

12時 視界のよいところで一本。右奥は高妻山。

乙妻山。今回は時間切れで諦めました。

戸隠山

後立山連峰

滑走開始。まずは鞍部へ。

Y田さん、北東斜面に入る直前

おお!いい雪!

風に叩かれた雪面をスキーで気持ちよく切っていきます

S井Kuさん、滑走準備

おお!

頸城山塊のパノラマを見ながら

生きててよかった

来てよかった

 

転んでも楽しい

トラバースして…

再発進

今季最高のスプレーが舞う

もいっちょ

おお!

パノラマ全開

まだまだ

変態斜面野郎は雄叫びをあげながら落ちていきました

我々以外誰もいない斜面を自由に

さすがに足が疲れてきましたがまだまだ滑ります

黒姫山を見ながら

いや~とてもマンダムな斜面でした。もうやめられません。

北東斜面基部までもうひと滑り

ちょっと休みながら

基部で一本。3人のシュプールを見ながら余韻に浸りました。

緩やかな斜面も楽しい

乙妻山が遠ざかっていきます

さあ、テントに帰りましょう

ほぼボブスレー

帰りはトレース豊富かつ緩斜面の左岸を

左岸は結構アップダウンがあるので、行きは右岸で正解でした

広い台地にテントを張る方が。ここでテント泊、景色がいいです。

沢を渡り鞍部まで登り返し

15:30 我が家に到着。早速乾杯!その後、胡麻味噌鍋をつつきながら山行の余韻に浸りました。

最終日の朝。本日も晴れ。

朝食に雑炊を食べ下山準備。ブナに囲まれた快適なテント場でした。去りがたい想いを振り切って8:00に出発。

重荷に耐えつつ尾根を下りました

小さな沢を徒渉

9:30 戸隠大橋着

天候、雪質に恵まれ充実のスキーツアーになりました。特に乙妻山は人に殆ど会わず静寂の山スキーを満喫することができました。やはりクラシックルートは山旅を楽しむことができる素晴らしいルートです。