乾徳山 旗立岩中央稜20220820

会メンバー四人で乾徳山 旗立岩中央稜へ行って来ました。メンバーはUさん、Y会長、Aさん、私Iです。前日の22時海老名駅で合流したのち「道の駅花かげの郷」で仮眠翌日太平牧場駐車場からアプローチをしました。天気予報はお昼から雨でしたが、当日は小雨がぱらつく程度で大きく崩れる事は無く、逆に雲海と富士山の景色を堪能しながらクライミングを楽しめました。

今回の核心とも言える1ピッチ目ハングを越えてピークに出た所、今期入会したAさんは満面の笑みで外岩を楽しんでいます。

太平牧場から一般道を扇平分岐方面へ向かっている所、駐車場ではザックにロープを入れている所を見た管理人のおばあさんが心配しながらも温かく見送ってくれまた。

登山道左側斜面に群生していた「マルバダケブキ」山で綺麗な花を見るとやはり足が止まりますね。

森林を越えると奇岩(髭剃り岩、胎内岩)等の鎖場が出てくる。

奇岩を抜けると左側にスペースが出てくる。その側面が旗立岩、左から少し回り込んだ所に支点があり、そこから懸垂を2回して下りる。まず1回目。チムニーを抜けていくのだが50cm位しかない為ザックが引っかかる。

2回目の懸垂。ザレ場で落石注意!

中央陵取り付き地点まで急登を登り返す

1ピッチ目 ルンゼから右のリッジを登りハングを越えていく。

今回のクライミングは私とAさん、UさんYさんと組み、私が先にリード登り、フォロワーのAさんを次の組のリードのUさんがフォローしながら登る仕組みを取りました。

2ピッチ目 左側リッジを登りその後は逆スラブしている階段状の岩を登っていく。

Aさんの後ろにはUさんがぴたっり付いています。

雲海の奥には富士山が顔を出しています。

3ピッチ終了点 距離にして20m足場もしっかりしたリッジをほぼ水平に移動するのみですので問題は無いが、念のためロープを出す。今回後ろからフォローして頂いたUさんとY会長。

ケルンの上に絶妙な位置で最後の石を積んで行くUさん。バランス感覚が素晴らしい。

下山後は「みとみ笛吹の湯」によって汗を流して帰路に付きました。