昨年より予定していました「白毛門雪洞泊」会山行へ7名参加で行って来ました。
初日は谷川岳ロープウェイ駐車場に車を止め粉雪が舞う中スタートです。
この橋は通常雪でステップが切れているのですが、今回は途中で崩れてなくなっていましたので足の置き場に困りました。ここが核心部です。
橋を渡ると予定通り急登の始まりです。登り返しは無くひたすら急登を登ります。急登好きにはお勧めです(^▽^)/
急登を登ると松の木沢ノ頭に出ます。その裏の林の少し上がった所が今夜のビバーク予定地です。後から考えても一等地でした。
弱層テスト (コンプレッションテスト) 雪を切り出した後、スコップで上から強度を変えて叩く事によって雪の状態を知る。
Yさん指導による雪洞堀開始です。この辺からは粉雪から本降り変わりました。
今回は7人と大人数でしたので、入口を2つ作りました。皆で交代交代中に入り掘り進んで行きます。
雪洞が出来た所で埋没者テスト実施しました。 ゾンデ棒を実際に人に当ててみる事で感覚が違う事を確認。
雪洞が掘れて銀マットをひいた所、7人入ってもまだ余裕がある立派な雪洞ができました。この後みんなで持ち寄ったお酒、おつまみ、鍋で宴会の始まりです。
翌日は日の出と共に起床です。テントと違って雪洞の中は温かく快適に寝ることが出来ました。朝トイレに起きた時の外気は-18度です。
朝日が白毛門を照らしています。今日は天気も良さげで、歩くルートもしっかり見えます。
皆が雪洞の上(屋根)に上がった所です。正面に谷川岳がはっきり見えます。
さあ今日も早速急登の始まりです
こんな角度の所をひたすら登ります。左を見ると谷川岳がいつも見守っていてくれています。西黒尾根 東尾根 一ノ倉尾根 がはっきり見えます。
危険な所はUガイドがすかさずロープを出して安全確保。
師弟関係健在です
ここが一番角度がありましたが、雪がしっかり付いているので、アイゼンを蹴りこんで行けば問題ありません。
さあ もうすく山頂です
無事山頂に到着しました。良かった(^▽^)/
山頂で暫くゆっくりしたあと、谷川の絶景を見ながら下山しました。
最後に
Skiさん 今回の企画立案ありがとうございました。極寒の中最後まで雪洞の出入口のツェルト張りをやって頂きご苦労様でした。 Uさん 危ない所はすかさずフォローに入って頂き、さすが一流ガイドです。 Skuさん 夕飯のワンタン鍋は絶品でした。 Sさん 朝食のうどんは優しい味でした。 Hさん お酒やおつまみを大量に用意して頂きありがとうございました。 Yさん 雪洞の一級建築士。場所から指示まで的確でした。 I 記録係 カメラおじさんです。
※今回の山行で谷川岳が登る山から見る山に変わりました(^▽^)/