ペルーアンデス【12】

7月7日

サウルさんと計画変更についてミーティングを行いました。

サウルさんは良いトレーニングができたようで、アルパマヨフレンチルートはOKです。但し、C1の出発時間は遅くても2時、取り付きは3時にしてください。ハイシーズンでルートが込みます。先行パーティーがいると確実に落氷があり安全が確保できません。ルートの最短時間は登り4時間でほとんどナイトクライミングになります、とのこと。

自分としてはそこまでしてアルパマヨに登りたい訳ではないことを伝え、ヤナパクチャとコルディエラワイアッシュトレッキングに変更したいことを伝え、お互いに了承しました。プラン変更に料金が上がらないようにお願いをしましたが、車の送迎は1往復増えるので明日までに計算して回答してくれることになりました。

7/8休養日
7/9パストルリ氷河アイスクライミング
7/10ワラス→ヤナパクチャMC
7/11MC→ヤナパクチャピーク5460m→MC
7/12MC→ワラス
7/13休養日
7/14ワラス→マタカンチャ
7/15マタカンチャ→ミナパタ
7/16ミナパタ→ハワコーチャ
7/17ハワコーチャ→ポクパ→ワラス
7/18ワラス
7/19ワラス→リマ

コルディエラブランカ天気

7月5日 雲が多い

7月6日 雨

7月7日 雨夕方から青空が見える

ペルーアンデス【10】

夢と商業登山

山行報告から脱線して私の事。
今回、お世話になるソル・アンディーノの社長ガイドのサウルさん、ガイドのミゲルさんから、佐藤芳夫さんの話がよく出ます。
私が山を始めたのが18歳(42年前)、当時の山岳雑誌「岩と雪」にペルーアンデス特集が掲載され、シェラブランカデスクの佐藤芳夫さんがコルディエラブランカを紹介していました。
山の写真はもちろん、「ペルーアンデスは地球の裏側で遠いからね。その気の無い人には伊豆大島だって遠い。」、「ヒマラヤと違い、短期間に制限が無く、自由に登ることができる。」と熱く紙面で語っていました。
必ず行くぞ!ペルーアンデスに心を引かれた出来事です。
1回目はトレッキング、2回目はピスコとキタラフ、今回は3回目。
やっと長期に海外登山ができる歳になる6年前に交通事故で脳に傷が残り、血流が悪く改善はされないとの診断。
諦められないですね(笑)
今回は、高度障害が出るか?の確認です。今のところ大丈夫。
大好きなペルーアンデス、もっと楽しめるはずが、いまいち。ガイド山行が始めてで自分に合わない。
ワラスは、今は商業登山が当たり前、ガイドをつけないと、トレッキングもクライミングもできません。2回目の時には、ヨーロッパ系の若い人が70リットルクラスの大きなザックを背負ってグループでソロでと多く見受けられました。もちろん、自由に安く登るためです。私もガイド無しでした。今回、登山者が少ない。ガイドを雇える人ばかりではないのでしょう。
人気のアルパマヨ、商業登山によるシステムが完備され安全に登頂率も高くなりました。歩きだけは、ガイド1に対しクライアント3。テクニカルルートは、ガイド1に対しクライアント2まで。
私は、商業登山を否定することはありません。私に合わないだけです(笑)
今日、アルパマヨを中止にしたためガイドと変更プランを検討します。少しでも楽しめるようにしたいと考えています。やはり一人は辛いですね。
今度は、仲間とワイワイ来て安く自由にアンデスを楽しみたいです。ガイドレスや関わり方を調査してみます。

ペルーアンデス【9】

スーパーマーケットで買い出し上の写真はTrujillo(トルヒーヨ)、他にもNova plazaを2店見つけました。日本のスーパーとまったく同じシステムです。明朗会計は安心できます。品揃えも十分です。必ず必要な水。スナック類も多く行動食にも良いです。

ペルーアンデス【8】

ピスコ峰 5752m

ピスコは、コルディエラブランカの展望台と言っても良い眺めの山です。3泊4日。クライミンググレード ファシル
7月3日、脈拍59回、快晴。
ユーラックコラル9:00発、通常の登山口のセボーヤパンパ9:25通過、しっかりした登山道をひたすら登り、ピスコベースキャンプ4635mに11:50到着。下の写真はピスコBCからのワンドイ。反対側にはチョピカルキが眺めることができます。高度150m位の散歩をしました。夕食後にミキさんとミーティング、通常モレーンキャンプを使うが、アルパマヨトレーニングのため1dayにしたいと提案がありました。ソル・アンディーノ社長でもあるサウルさんは、今期は登られていないからアルパマヨ頂上に行くフレンチルートは危険だからダメと言っていましたが、ミキさんは、友人が今期登ったのでルータフレンチに行くための提案でした。もちろんOK。
7月4日、快晴。
深夜0時お茶、軽食後、ベースキャンプを1:00に出発。モレーンキャンプ2:50通過、氷河末端3:20着、アイゼンなどを準備してタイトロープで出発。ワンドイとのコル5215mに4:55着、アルパマヨを見るとヘッドランプの明かりがルートの上部にありました。ピスコは前回の時とは、山の形が違うほど変化していました。尾根を両側から引っ張ったようにいたるところにクレパスができていました。雪の富士山を登ることが出来れば技術的に問題ないと思っていましたが、クレパスを避けるため回り込んだり、飛び越えたりが4、5箇所ありました。傾斜のあるトラバースなどもあり、雪山初心者には無理です。下の写真は下り時のものです。ピスコ頂上5752m7:50着、ガイドのミキさんと硬い握手。30分位写真、休憩を取り、下山開始、氷河末端9:00着、氷河末端では氷雪技術のチェック、9:40発。モレーン岩場で1時間半待ち、ベースキャンプ12:25着。通常タイム合計14時間を待ち時間除いて9時間55分でミキさんからは合格だそうです。寝不足と疲れていたので熟睡。
7月5日、晴れ、風強い。
ブーノと車の手配が変更できないため本日はレスト日。
昨日のピスコは楽しくありませんでした。理由を考えてみると、アルパマヨトレーニングのために夜間登山、タイトロープ、目の前しか見えない、猿回しの猿、情けない。こんな山、登りに来たわけでないのです。
朝食時にミキさんと相談。アルパマヨも1時出発、ヘッドライトでのクライミング、セラック崩壊を避け安全度をあげるために、ペルーでのテクニカルルートのほとんどが暗いうちから登ることが普通で、特にアルパマヨは人気ルートで混むことからの対応だそうです。ピッチごとに確保点が整備され、時には取り付きから終了点までフィックスロープが張られることもあるようです。また、猿回しの猿。
私の気持ちは決定しました。アルパマヨは中止にしました。ワラスに戻ったら計画変更のためのミーティングです。本日はレスト日といっても、何もしないのはつまらないので、ミキさんに眺めの良いところに行きたいと要望しました。嫌そうでしたが、氷河湖まで歩き始めました。途中のレフーヒオ(山小屋、ホテル並みです)で、ミキさんの友人の従業員からワスカラン側の台地を進められ変更。これが大当たり、とにかく眺めが素晴らしい。特にワスカラン北峰北壁フェースが正面に大きく見えます。ピスコベースに行ったら必ず登ってほしいところです。往復2時間程度。テントに戻りシエスタ。
7月6日、晴れ。
ピスコベースキャンプ、10:00出発、セボーヤパンパ12:00着。ユーラックコラルではアルパカ、リャマ。チナンコーチャ旧ユンガイのキリスト像で写真タイム後にワラス着。