2018818 米子沢

お盆の滝谷がなんか消化不良な感じがしたので、既に計画の出てた沢山行に割り込ませてもらいました。A木、Y本、I塚、私(U島)の4名。行き先は南魚沼の「米子沢/まいこさわ」。巻機山から流れ出る大ナメがとても綺麗な美渓とのこと。

関越道、谷川の時に下りる水上ICから三つ先だけだというのに妙に長く感じのは関越トンネルのせいだろうか。

予定より早めに桜坂駐車場に到着。着いて開口一番、「寒っ!」。予想以上に気温が低く、明日の遡行大丈夫だろうかと不安が頭をよぎるも、途中のコンビニで買ってきたハイボールで景気づけをして仮眠。

翌朝は6時起きでゴソゴソと準備を始める。心配してた気温もそれほど低くはならずホッとする。

沢自体は最初はゴーロ帯が続き、右に左にと移動しながらだんだんと沢らしくなってくる。途中の滝もそれほど難しいわけでもなく、初心者を連れてくるにはちょうどいい沢、というのに納得。

最初はゴーロ帯が続く

思わぬ所で沢の主が鎮座してたり、とのほほんとしながらもどんどんと詰めていく。

沢の主?

こういうナメが随所に出てきて飽きさせません。

直登する滝もあれば、巻く滝もあり、はたまたこのチムニー滝のように左右の岩肌に突っ張って登るようなのもあり、初心者とはいわず、経験者での登り方を考えれば結構楽しめる。

最後の方に出てくるチムニー滝。つっぱりでクリア

14時に源頭部に到着。そこから巻機山の登山道に合流し、登山道を下山。下山が思いのほか長く、後半はお世辞にも歩きやすい道とはいえず、、濡れた重くなったロープが心底憎い。

駐車場に17時に到着。六日町の「湯らりあ」にて死にそうに熱い風呂を頂く。帰りが長いのですぐ近所にあった「あさひ食堂」で腹ごしらえをして帰途へ。

前評判通り、ナメ床が綺麗で登りやすい沢でした。

A木さん、Y本さん、運転お疲れさまでした。

文)U島

20180811ボウズクリの沢

涼を求めて沢に行きたいけれど、台風の後ゆえ水量が多いと危ないかもということで、水量の影響を受けなさそうな西丹沢のボウズクリの沢に、Y本さんとI塚で行ってきました。

(ボウズクリの滝下部は左岸から登れます)

ボウズクリとは「坊主作り」の意味だそうで、F1であるボウズクリの滝に打たれてお坊さんが修行したということが由来らしいです。
この沢は直登が多くないとは解っていましたが、ほとんどの滝を高巻くために、あまり沢登りらしくないのが特徴です。

高巻きは早速F1から始まり、下部5mは左岸を登れて沢らしく水しぶきを浴びることができるのですが、上部の20~30mある滝は直登できず巻くことに。
この高巻きが悪く、土と岩屑と木の枝がミックスしていて斜度もあり、足を置いてもずるずると崩れてしまいます。
安定しないのでのっけからロープを出したのですが、何をやっても落石を起こしてしまうようなところで、沢らしい爽快感が感じられないまま巻き続けることに・・・
(とにかく悪い高巻き)

あまりに状態が悪いのでルート取りを間違えた?と悩みましたが、懸垂下降する際往路とほとんど同じルートを下りてきたので、たぶんそんなに間違えてはいないのではと思うのですが。
なんだか出だしからツメのようで、沢登りというよりもバリエーション山行のような沢でした。

2018811-12 滝谷第四尾根(雄滝まで)

やはり登山は下から登ってこそ、という思いがある。

ということで滝谷四尾根をK緑、私(U島)の2名で、C沢下降からの、ではなく滝谷出合からつめて登る計画であったが、天候不良というか、天候不良が予想されたため雄滝の直下までで終了と相成った。

出合からの四尾根を考えた場合、雄滝をどうクリアするかが最初の課題であり、雄滝直下で色々考えた結果、滝の左側を登る、ということで落ち着いた。

他会の記録を読んでると、右岸を登る、雌滝と雄滝の間にある尾根から登ると色々なパターンがあるが、滝”も”楽しむなら左側を登るのが最もいいんじゃないかと思った。ちょうど写真の左側、水がチョロチョロで出てるあたりの右側を右上気味に登り、上部の草付きまでいって落ち口に出る感じ。

斜度はこれくらい。濡れてさえ居なければなんの問題もないのだが・・。

出来ればリベンジしたいと思うが、コレばかりはお天道様次第、ということで。

20180730剱岳チンネ左稜線

剱岳のチンネ左稜線に、Y本さんとI塚で出かけてきました。
I塚はここ数年、お盆休み頃八ツ峰方面に入ろうとしていたのですが、雨が降ったり長次郎谷出合が崩壊したりと、何かしらの理由で中止に。
そこで今年は7月末という早い時期に入ってみたのは良いけれど、連日の猛暑には雪渓も勝てなかったようで、長次郎谷左俣の上部には既に大きなクラックが数本発生。
クラックは長次郎谷の端から端まで走り、幅も深さも数メートルあるため、熊の岩からチンネ方面へ登るのは相当難しい状況です。
八ツ峰も、Cフェース取りつきの雪渓が崩壊していました。

長次郎谷経由ではなく本峰経由でチンネに入れないかと考え資料を見ると、頂上から池ノ谷乗越まで1時間半程度と書いてありました。
しかし実際はこんなに短時間では行かれず、後日色々な記録を見たところ、数時間かかっている人も多いようです。
とにかく本峰だけでも行ってみようと別山尾根経由で登ったのですが、ロープとギアなどを背負ってのカニのタテバイ通過がツラい!
スピードは上がらないし、荷物が重いので体が振られるしで、かなり消耗しました。

そして頂上から北方稜線へと向かいましたが、長次郎のコルまで来るのに想像よりも時間がかかり、この調子で行くと時間切れになると判断。
チンネに行くのはギブアップし、結果としては本峰への歩荷トレとなってしまいました・・・
八ツ峰まではさておき、なかなかチンネは遠いですね。
それにしても今後ますます地球温暖化が進んだら、長次郎谷を安全に通過するためには、7月初旬には出かける必要が出てくるかもしれません。

2018/7/14 – 16 七倉尾根~船窪岳~烏帽子岳~高瀬ダム~七倉温泉

三連休、猛暑の下界から離れて北アルプスの稜線に逃れようと計画しましたが、北アルプスも暑かった。。。

このコースは、七倉尾根の鼻突き八丁を登り、ブナ立尾根の胸突き八丁を下ります。登りも下りも体力勝負。夏始めの良い体力づくりになりました。

七倉尾根の天狗の庭より、高瀬ダムから槍ヶ岳を望む。この時期ですと、湯俣からの北鎌尾根や湯俣からの伊藤新道も行ってみたいですね。水量次第かな。

船窪小屋。小さいけれど、趣のある小屋です。テン場は小屋から15分ほど離れていて、心細いばかりの水場がありますが快適です。

船窪小屋のテント場から不動岳は、登山道の崩壊が進んでいます。アップダウンもあり、なかなか疲れる稜線歩きです。

剱岳・立山連峰方面を望む。山スキールートの、一ノ越からタンボ平、針ノ木谷~黒部横断~ザラ峠方面、また、日本オートルートを視認して思いを馳せる。。。

不動岳からは花崗岩の砂礫地が多く、コマクサが群生していました。

花崗岩地質の風景。

最終日、ブナ立尾根を下って高瀬ダムへ。ここからタクシーは使わず、七倉山荘前の駐車場まで歩きました。

高瀬ダムは、七倉ダム同様ロックフィル形式で、高さは黒部ダムに次いで日本第二位の高さなのだそうです。方々の川の上流から流れてくる砂礫が堆積しやすいため、ひっきりなしにダンプカーが出入りして砂礫を運び出していました。

この周辺の山々のルートは、夏冬問わず興味をそそられます。冬山の登攀、アイスクライミング、山スキー、沢登り等、魅力は尽きません。縦走だけでももちろん楽しめます。また、今は廃れてしまった登山道の歴史に思いを馳せてみるのも楽しいですね。